アルバム「WONDER 3」は、Wikipediaによると、1990年11月1日にリリースされたものらしい。 俺は大学1年で、第一回加古川レガッタに向けて、淀川の合宿所でボート部の秋合宿をしてたはずだ。 クラブも楽しいし、大学生活も楽しいし、何もかもが新しい体験ばかりで楽しいって感じの頃。 大学時代は、最初は大阪の実家より通学していたがクラブが忙しくなり、親に頼みこんで仕送りをしてもらい、 神戸で一人暮らしを始めたころ。安アパートだったけど、おしゃれな街神戸の一人暮らしにうれしくって、 彼女いない歴20年なのに、可愛い彼女できるかなー?とわくわくしてた頃。
このCDはすぐに買いに行って、カセットテープのWalkmanで学生時代の6年間ずっと聞いてたと思う。 このアルバムの中のお気に入りは、やっぱり「笑顔の行方」。でも、「OPEN SESAME」から 「戦いの火蓋」にそのまま入って「さよならを待ってる」「KUWABARA KUWABARA」「Ring! Ring! Ring!」 へとつながるこの流れ全体が大好きだった。
このアルバムの一番最後に「時間旅行」っていう、とても気持ちのいい曲があって、
歌詞の中に
指輪をくれる?
ひとつだけ 2012年の
金環食まで待ってるから
とびきりのやつを
忘れないでね
ってくだりがあります。
その時は、「ふーん、2012年には金環食があるのかー」ってくらいしかおもってませんでしたが、 それって、あさっての月曜日なんですね。金環食が近づき、Web上でいろんな記事が出回り、そして、この ドリカムの曲に言及している記事も結構あって、俺がこれに気付いたのはつい先週なのですが なんだか無性に懐かしく、嬉しくなりました。
大学時代から30代前半にかけては、ほぼドリカムしか聴いてなかったくらいにファンだったのですが それ以降は、Love Psychedelicoとか、宇多田ヒカルとか、アラフォーの最近は、椎名林檎/東京事変 へとまあメジャーなところばかりですが好みも広がり、特にこの1,2年はあまりドリカムは聞いてなかったし、 俺は、ドリカムの中でも気に入った曲ばっかり、繰り返し聴くたちで、その曲の中にはこの「時間旅行」 は入ってませんでした。
だから、「時間旅行」の中に金環食がうたわれていることなんて、すっかり忘れてて タイムカプセルでも開いたような感覚です。お、まさに時間旅行。
嫁さんが子供用に、日食観測のサングラスを先日買ってきました。 子供たちが今度の金環食を楽しみにしています。 歌っていうのは、いいものですね。
この曲から触発されて、俺とおんなじように、この20数年の流れに思いを馳せているひとはは多いみたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿